【７月２０日（日） −３日目−】
10時5分、前進再開。
次のポイントのアナマ岩までは海岸線沿いの岩場を歩く。
天候がどんどん良くなってきた。＼(^O^)／
空の色も海の色も素晴らしい。
[ Nikon COOLPIX P5100 ]
アナマ岩に到着。
ここから先に難所が待っている。
急勾配の下り坂に戸惑う女性に、男性が手を差し伸べて助けることで愛が生まれるという、『砂滑り』。
でも、それは『正規の８時間コース』での話。
『逆８時間コース』では急勾配の”登り坂”となる。a(^◇^;
砂滑りの横には階段が整備されているのでそっちを登ったけど、折り返しごとに息を整えながら登る。
ここが８時間コースの中で一番キツかった。( ;´Д｀)ハァハァ
フラフラになりながら頂上に到達。
そこには素晴らしい風景が待っていた。
[ Nikon COOLPIX P5100 ]
凄いよ……(・_・、)
『それぞれのものがそれぞれの色をしている』、と思った。
ごく当たり前のことなんだけど、普段人工的な物質に囲まれて生活していると、こういう自然の色ってのを見ていないんだと思う。
ただ、この風景、D300で撮りたかった……＿|￣|○
８時間コースでD300を持ってくる根性は無かったけど……f(^-^;
このあたりにも色々な花が見られる。
エーデルワイスが群生していたのには驚いた。
８時間コースの体験記でよく出てくる謎のケーブル発見。
『どんなケーブルなんだろうか』と気になっていたけど、これ、ＶＶＦケーブルと言って建物の照明やコンセントの配線に使われているケーブル。
数百メートルは曳かれているけど、何らかの照明やコンセントに使うにしても距離が長すぎて電圧が下がるから実用的ではないし、誰か出所調査をしてくれんかな。a(^◇^;
11時前に逆６時間コース班と会合のあと、11時10分に２４時間コース班と会合。
二人とも全く元気な様子……って、この時点で疲れてたら島一周なんてできないだろうし。
西上泊までの路は遠い……( ´−｀)
12時頃、桃岩荘ＹＨの８時間コース班と会合。
敵は３０名の一個小隊規模でやってきた。
こちらは斥候３名。
戦闘になったら勝ち目はない。（ぉ
お昼ご飯を食べるのに良さげな丘だけど、風強すぎと礼文岳登山前に別途食料調達するつもりだったＫさんが弁当を持っていない（ぉぃ）ので、お昼ご飯は西上泊までお預け。
[ Nikon COOLPIX P5100 ]
ここで画になる写真を撮ってみた。
しかし、空が露出オーバー気味とちょっとピンボケだった……＿|￣|○
雲の具合で海の彼方に陸地があるように見えるけど、勿論対岸は数百キロ先。
12時50分、知る人ぞ知る召国（めしくに）集落への分岐点に到達。
召国は郵便物の配達困難地域リストに挙げられる程の場所だけど、こうして道標はあるし距離も１キロならあっさりと行けそうな気はする。
召国分岐点を過ぎて間もなく、西上泊とその向こう側にゴロタ岬も見えてきた。
ゴールはゴロタ岬のまだ先……( ´−｀)
少し前からＭさんの膝の調子が良くないのでペースを落として歩く。
て言うか、今になって考えたら前半が早すぎたんだと思う。A(^◇^;
左右両方に良好な視界が広がる丘陵の路を通り抜け、13時25分に西上泊に到着。
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