《 2010年8月 礼文島９回目 ［２日目（８月１２日）］ 》
二日目、天気予報は曇時々雨。
朝の時点で雨は降ってなかったからコースを歩いても良かったけど、なんか気分が乗らなかったのでフェリーターミナルお見送りのあとは同宿人の流れに任せて船泊地区を散策した。
[ Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VR II ]
[ 18mm 1/1250sec F6.3 絞り優先AE ISO400 WBオート ]
同宿人の某小学校の先生が学校の教材用の穴あき貝を拾うということで、船泊の海岸で貝拾いのお手伝い。
海岸一帯が一面貝殻だらけ。
ここで穴の空いた貝や空ける途中の貝を１００個ばかり拾った。
過去にはもっと多かったらしいが、最近は数が減ってきているらしい。
穴を空ける貝（ツメタガイ）の生息数が減ってきているせいなの
か、拾う人が増えているせいなのか……『地元の人がドリルで穴を空けて蒔いている』というのは都市伝説なので。a(^◇^;
[ Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VR II ]
[ 18mm 1/800sec F6.3 絞り優先AE ISO400
WBオート ]
旧星観荘前から礼文空港に向かう登り道路を上がり切った一帯は丘陵地になっていて、通称”ゆうひの丘”と呼ばれている。
星観荘でしか通用しない呼び方ですが。a(^-^;
星観荘ホームページのタイトルが”ゆうひの丘HomePage”となっているのは、ここから名付けられたから。
ここは四方の視界が良好で、朝日（東方向）と夕日（西方向）の両方を拝められる場所になっている。
一度はここから夕日や朝日を見てみたいけど、今の星観荘に泊まっていては行くのがなかなか難しいかな、と。
[ Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VR II ]
[ 18mm 1/800sec F6.3 絞り優先AE ISO400
WBオート ]
ゆうひの丘の東側にある礼文空港。
飛行機が飛んでくれば離着陸の様子を一望できるが、2015年3月末までの休止中。
滑走路の継ぎ目から雑草が生い茂り、着陸帯付近はカモメの休憩地になっていた。
今後、定期航空路の復活や観光チャーター便の運行など何かの動きが出てこなければ、このまま廃港になると思われる。
現在、礼文島と外界との交通機関はフェリー（船）しか無いわけで、災害などのことを考えれば複数の交通手段はあるべきだろうけど、今のご時世では定期航空路復活とか維持するのも困難なのかも。
( ´−｀)
[ Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VR II ]
[ 120mm 1/200sec F6.3 絞り優先AE ISO400 WBオート ]
この時期、島で一番幅を効かせているのがツリガネニンジン。
花に問題無く接近できるのに望遠かつブレブレなのは、撮る気が殆ど無しだったということで……(。_・☆＼ バキ
ゆうひの丘一帯は何気に花の宝庫で、ツリガネニンジン・ネジバナ・タネナデシコ・イブキジャコウソウetcetc...が咲いていた。
７月上旬頃にはエゾカンゾウが咲き乱れているらしい。
[ SONY Cyber-shot DSC-HX5V ]
こういう場所だとCyber-shotのスイングパノラマ機能がありがたい。
画質とか水平が取れてないのは目をつぶらないといけないけど……a(^◇^;
彦さんの買い出し車の便乗で宿に戻り、ブラックホールで星観荘弁当と船泊唯一のパン屋『ラ・パン』のパンを食べ、あとは昼寝と文学（『社長島耕作』と『サザエさん』（爆） ）で過ごす。
今回の４泊中２泊は『アルタイル』（宿泊室の名前）ではなく、初めて『デネブ』で寝泊まりした。
ここは主に家族連れが使う部屋だが、家族連れの予約がなければ個人客が使うことになる。
フェリーの２等寝台スタイルのアルタイルとは全く違い、デネブは普通の民宿の客室スタイル。
ご覧の通り、他の宿泊人と雑魚寝スタイルとなるのでプライベート空間は確保できないけど、そもそもそんなことが気になるならとほ宿には泊まらない。
なんとテレビが置いてあるけど、一度も電源は入れなかった。
普段からテレビは見ない方だし、最北の離島で普通にテレビを見るのもどうかと思うし。
ちなみに、星観荘の宿泊室は４つあり、先の２部屋の他に『ベガ』（通称女子部屋（笑 ）と『スピカ』がある。
[ Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VR II ]
[ 200mm 1/640sec F6.3 絞り優先AE ISO400
WBオート ]
『同宿人がゴロタに行ってるよ』と聞いたので、頃合いを見てゴロタ岬の頂上を200mm望遠で探してみるが、タイミングが合わなかったか姿は見えず。
柵が判別できる解像度はあるから、人が立っていれば確実に見えるし、服の色が分かれば個人も特定できそう。
でも、70-200mm VRならばもっとハッキリと解像してくれるんだろうなぁ。a(^◇^;
３日目（８月１３日）へはこちら
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