仕方無しにとある場所を訪れてから釧路湿原へ向かった旅 ［その５］ 》
送迎車で細岡ビジターセンターまで送って貰い、釧路湿原駅から乗る列車が来るまでそこで一服。
ログハウス風の建物で、照明も暗めにしてあるのでノンビリできます。
それと、ここの売店では山ぶどうのソフトクリームを売ってるんですが、
それが『超激(ﾟДﾟ)ウマー』。
感動して２個喰った。
超おすすめです。
16時前、そろそろ列車が来る頃なので釧路湿原駅へ移動開始。
少し前から雨が降り出していたので、レインウェアを着込んで早足で移動する。
ちょっとした山道なので早足は危険なんですけど、下手して乗り遅れたら次の列車は約2時間後だし。a(^-^;
間もなくして駅に着いたものの、他に乗客の姿は無し。（´・ω・｀）ポツーン……
これも夏場なら他に乗客がいたんでしょうけどね。
列車がやってくるまでの間、ホーム上で佇み、静かな雰囲気を感じ取る。
やがて、シトシトと降る雨の中、釧路からの普通列車到着。
北海道の旅を始めてから、初めてローカル線の列車と言える列車に乗る。
f(^-^;
座席は空いていたけど濡れたレインフェアを着ていたこともあるし降りる駅も近いので、デッキに留まることにする。
北海道のローカル線の列車は殆どがワンマン化されていて、無人駅に停車するときは運転士が切符や運賃の受け取りをする。
その為に運転席とデッキの間の仕切りは取り払われていて、バスと同じよう造りになっている。
塘路駅を発車すると、間もなく右手に塘路湖が見え、次にシラルトル湖が見えてくる。
そのシラルトル湖の付近で、雨に濡れた乗降ドアの窓越しに二羽のタンチョウが飛んでいる姿を眼にした。
（゜∀゜)キターッ！
しかし、一瞬のことなので写真やビデオに収められる筈もなく……＿|￣|○
でも、一秒あるかないかの瞬間でしたが、舞飛ぶ姿は今でもしっかりと脳裏に焼き付いております。(^-^)
今度はじっくりと見たいぞ……。(゜_゜=
16時26分、茅沼駅に到着。
この駅は有人駅の時に駅員がタンチョウの餌付けに成功して以来『タンチョウが見える駅』として有名。
今は無人駅になっているものの、近所の人が餌付けを続けている。
但し、冬場しか餌付けはしていないそうで、今は見られず……（ ´−｀）
茅沼エリアは釧路湿原の北端にあたるエリアで、観光地風に開けている塘路エリアから一変して大変静かな環境。
ある意味、通好みな場所かも。
そんな無人の駅に佇む私……（´・ω・｀）ポツーーーン
『公衆電話は1km先にあります』なんて張り紙もあるし。a(^-^;
見えるのは地元の方の住居が数軒と、ペンションの建物のみ。
そのペンション『未知標』（みちしるべ）が今晩の宿。
ご夫婦がやっているペンションなので、ホテルと違ってマッタリとした雰囲気のチェックイン。
部屋に案内されて荷物を解き、向かうは……、
加温・加水一切無しの掛け流し、茅沼温泉っ、（゜∀゜)キターッ！
まあ、そんな興奮する程の温泉好きというわけではないのですが……。f(^-^;
ここのお風呂は貸し切り方式となっていて、入浴時に左の写真のような札を掛けて入ります。
風呂自体はタイル張りの普通の内風呂なんで風情はないですが、お湯は本物。
宿に到着してからと翌朝の二度入りましたが、この日の同宿は家族連れが一組だけだったので
かち合うことはありませんでした。
ふやけきるまで温泉を堪能したあとは、晩ご飯。
晩釧路の市場で仕入れてきた新鮮な魚や十勝牛など、北海道の食材をふんだんに使ったフルコースで、
勿論、(ﾟДﾟ)ウマー。
調子に乗ってワインなんかも頼んでみたり。(^^ゞ
ほろ酔い気分で部屋に戻る。
俗世間から離れていることを感じさせる一瞬。
まあ、PHSだし。（核爆
＃この辺、携帯だと圏内のようです……a(^-^;
部屋に置いてあった宿ノートを読んだり書いたりしているうちに、静かに時は過ぎていく……。
ページを変えてみる。
-------------------------------------------------------------------------------------
Return to A book of travels Page -