【2005年 4月30日 - 待ち人、来る - 】



 さて、ここからようやくメインイベント。a(^-^;

札幌駅 行先表示板
 トワイライトエクスプレス(以下、トワイライト)が入線してくる4番線には札沼線の石狩当別行き普通列車が発車待機中。
 昔ながらのディーゼルカーで、なんか懐かしい。












 その普通列車を見送り、次に入線してくるトワイライトを待つ。
 どっち側(苗穂or手稲)から入線してくるのかが分からなかったので、駅員さんに入線方向を尋ねる。
 『手稲の方から来ますよ』とのことなので、苗穂側のホームの端に移動してビデオカメラを持ってスタンバイ。

 そして……、

  ☆動画 『トワイライトエクスプレス 札幌駅入線』 (1分15秒 Windows Media Player形式 384kbps)

 トワイライト、キタ━━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━(  ゚)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(゚  )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ━━━ッ!!!
 実物は大阪で何度か見たことはあったんですが、これから自身が乗るとなると全く違う感慨が浮かんでくる。
 。・゚・(ノД`)・゚・。

五稜郭までお世話になるDD51
 札幌から五稜郭までお世話になる、DD51ディーゼル機関車。
 ニ両重連で客車を引っ張ります。
 機関車は綺麗な塗装なのに、ヘッドマークが結構傷んでいたのはちょっと残念。











トワイライトEXP 6号車行き先案内
 札幌駅に停車している列車の行き先が『大阪』となっているのを見ると感慨深い。
 『これから長旅になるんだなー』と思う。












 いよいよ車内へ。

シングルツイン 個室内シングルツイン 照明スイッチ














シングルツイン 補助ベッドシングルツイン 鏡とフックとハンガー

 寝床は6号車のB寝台個室シングルツイン。
 広いか狭いかと問われれば、はっきり言って『狭い』(*1)
 でも、このスペースが22時間余りのプライバシーを守ってくれるわけです。
 窓は横幅が広いのでワイドな視界は取れていますが、もうちょっと縦幅があればなお良いのに、という感じ。
 車内の照明は殆どが電球色で壁材のブラウン色と合わせて落ち着いた雰囲気と高級感が出ています。

 座席に腰を落ち着けたところで、ふとシャワーカードのことを思い出す。
 早い者勝ちなので早めに買っておくのが無難。
 荷物を持って3号車の食堂車へ。
 未だ個室のカードキーを貰ってないし、荷物置きっぱなしは不用心ですからねぇ。( ´−`)
 食堂車に向かう途中、シャワーカードを持った人とすれ違う。
 『発車前に売ってくれるのか?』と思っていたけど、上には上がいたか。a(^-^;
 しかし売り始め(当然か)だったようで、余裕で希望の時間を取ることができた。
 長旅の途中にシャワーで汗を流せること程、うれしいことはない。d(^-^)

 そして、14時05分。
 定刻通り、トワイライトエクスプレスは札幌駅を発車。
 いよいよ、走行距離1502.6km、所要時間22時間38分の長い旅の始まる。

  ☆動画 『トワイライトエクスプレス 札幌駅発車』 (6分10秒 Windows Media Player形式 384kbps)
    豊平川を渡り、白石駅を通過するところまでたっぷりとあります。
    ホームを出た直後に画面がブレまくってますが、急遽ミニ三脚の足を伸ばしたので……。A(^◇^;

 客車なので発車時に揺れがあるのかと思っていたけど、新幹線と変わらない程のスムーズさにちょっと拍子抜け。
 寝台列車に乗るのは学生時代の急行『銀河』以来でして、その時は『激揺れ』。
 それに比べてあまりのスムーズさには驚いた。
 動画でも分かりますけど、本当にスムーズ。
 やはり豪華列車ということで、発・停車時の振動には気を遣ってるのかも。
 もっとも、カーブの多い北海道や北東北あたりでは酷いときには常磐線の快速電車並でしたけど。a(^-^;

 列車がホームを出たと同時に、お約束のBGM『いい日旅立ち』が流れる。
 旅情ですなぁ……。( ´−`)

 案内アナウンスの終了後、間もなく個室のドアをノックする音。
 ドアを開けると、立っていたのは車掌さん。
 切符を検札を受けて個室のカードキーを受け取る。
 車掌さんが立ち去り、ふと外を見ると、

千歳線 北広島付近付近
 北海道の大自然の中。(゜_゜;)エッ…
 と言うか、北の大都市札幌も少し郊外に行くとこんな感じの原生林が残ってます。
 『さすが北海道』、と言うべきか。
 初めて北海道にやって来て新千歳空港から札幌へ向かう人は、この風景を見て驚くらしい。









パンフレットとか切符とか

 シャワーカードとカードキーも揃ったので、今回の切符類を集結。
 奥にあるのがトワイライトの案内パンフレットで、B5版の大きな冊子には全体的な案内、小さな冊子には季節ごとに変わる案内が載ってます。
 手前は乗車券と特急券・寝台券に、シャワーカードとカードキー。
 なお、Vittel(水)は個室備え付けではありません。(ぉ
 ところで、水の奥にあるビニール袋がパンフレットと一緒に置いてあったんですが、これってやはりゴミ袋?
 私はパンフレットを包んで持って帰るのに使いましたけど……。
A(^-^;




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