【2005年 4月30日 - 長旅の序章 - 】
検札を受けてしまえば、あとはすることがない……では面白くないけど、本当にそうだったりする。
まあ、列車の一人旅ってのはそんなもんですが。( ´−`)
……などと思っていると、再びドアをノックする音。
開けると、車掌さんとは明らかに毛色の違う黒服登場。(ぉ
食堂車『ダイナープレヤデス』のクルーの方でした。a(^-^;
ここで既に予約してある晩ご飯の確認と翌日の朝ご飯の予約をする。
朝ご飯の予約は既に結構な数の予約が入っていたものの、これも希望していた時間で予約できました。
列車は南千歳、苫小牧、登別と停車しつつ、千歳線から室蘭本線を順調に進む。

残雪残る樽前山。
明日から5月という日でも、標高の高い山々は未だ雪景色。
しかし、私はそんな車窓をゆっくりと見ることなく、

必死にAIR-EDGEのモデムカードのドライバをダウンロード。(ぉ
実は、お出かけ時持参のThinkPad-is30のOSをxpを入れ替えたとき、ドライバを再インストールしておくのを忘れていて、苫小牧の手前でAIR-EDGEを使う段になって初めて入れ忘れに気づいた、と……。_| ̄|○
駄目もとでWindows標準モデムのドライバを入れてみたら、なんと動作したので、動いている間(ぉ)に専用ドライバをダウンロード。
この付近はエリア圏内だったので助かったけど、走行中の列車内からなので、やはり回線は不安定……。
結局、何度かの失敗の末、東室蘭の手前でなんとかダウンロード終了。((;・・ヘ)

やがて、有珠山と昭和新山が見えてくる。
すると列車は減速してゆっくりと走行、そして車掌さんの有珠山&昭和新山の案内アナウンスが入る。
去年の秋、函館から乗った特急『北斗』の時には車掌さんの案内アナウンスは入っても列車は速度を落とさずに走り抜けたけど、トワイライトはこんな点でも他の列車とは違うんだな、と。

今回はちゃんと昭和新山も撮りました。

16時18分、洞爺駅着。
ここが北海道内最後の停車駅であり、次に停車する新潟県の新津駅(翌日午前4時37分)まで乗客が乗り降りができる停車駅は無い。
つまり、これから12時間あまりの間、この列車の乗客は世間から隔離される形となる。
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