宗谷本線と平行に流れる天塩川と残雪残る山並みを眺めているうちに音威子府駅到着のアナウンス。
新鮮な風景の連続で全く飽きることがない行程は、ここで一旦中断。
乗降デッキに行くと、既に女性が一人居て進行方向左側のドアの前に立っていたので、
私もその後ろに並ぶ。
列車は徐行して、音威子府の駅構内に入っていく。
ところが、ドアの窓から見える風景がどうもおかしい。
次の瞬間、私は口走っていた。
『もしかして、降りるドアって逆？』
すると、女性の方でもそのことに気づいていたらしく、『あははっ、そうですね〜っ』と照れ笑いを
返してきた。
;^◇^)A a(^-^;
まあ、こっちも勘違いしてて並んでたわけなので、照れ笑いを返して二人して反対側のドアに移動。
((( ( ;^_^) ((( ( ;^_^)
結局、位置関係上で私が先に降り、女性は後から降りることになった。f(^-^;
11時33分、スーパー宗谷1号は音威子府駅に到着。
降りたホームにそのまま居残り、ここまで連れてきてくれたスーパー宗谷1号を見送る。
それにしても不思議なのが、右の写真の左側に写っている人の群れ。（ぉ
最初は出迎えの人のかと思ったが、それが目的の人もいるかと思えば一眼レフのカメラを構えている人も。
鉄な人が写真を撮っていた、ということになるんでしょうが、それにしては結構人数も多かった気もする。
いまいちよく分からない集団だったなー、と……。a(^-^;
そんなこんなで、（本来の）最初の目的地、音威子府に到着。
跨線橋を渡って改札へ……と言ってもここの駅には『ちゃんとした改札』ってのは無く、
木製のドア（上の写真で駅長さんが立ってるところ）なんですが。a(^-^;
記念に持ち帰る為に切符に無効印を押して貰い、念の為に天塩川温泉行きの無料バスの
ことを聞くと『駅前にマイクロバスが来るから、時間少し前に外に出て待ってればいいですよ』とのこと。
時計を見ると11時40分前、事前に調べておいたバスの発車時刻は12時10分。
30分待ちなので、この間に名物の音威子府そばを食べようと思った。
ところが、ここでふと気づく。
なんか、様子がおかしい。
『そういや、駅そばのコーナーって何処だ？』
そう思いながらあたりを見回すと、駅の窓口の真正面に駅そばの店があった……が、
・゜・(ノД`)・゜・
この件についてはこれ以上は書きません……って言うか、書けません。 ＿|￣|○
なお、『定休日は毎週水曜日』とのことです。（ ´−｀）
温泉行きのバスが来るまでの間、駅前をフラッと散歩しつつ写真を撮る。
駅舎は宗谷バスとの共用で、看板も『音威子府交通ターミナル』となっている。
数年前に新しい駅舎に建て替えられたそうで、ロッジ風のなかなか洒落た建物。
この駅前から国道40号線と交差するところまでは真っ直ぐの通りがあるものの、
人の姿は全くなし。( ゜д゜)ポカーン
さっき駅で列車を待っていた人や一緒に降りた乗客は、迎えの人の車で何処かへ
行ってしまったり、列車に接続している浜頓別経由稚内行きの宗谷バスに乗り継いで
しまったりで、駅舎内にも殆ど人がいない。
『うーん、閑散としてるなー』と思うも、この村は北海道で一番人口の少ない村(*1)だし、納得だなーと思う。
閑散としたコンコース。
まあ、列車やバスの発着時以外はこんな感じなんだろうなぁ、と思う。
音威子府そばの店は、写真右手の方にあります。
私がこの写真を撮った位置はカーペットが敷かれた縁側もどき（？）で、人が少ない時には靴を脱いで足を延ばしたり寝っ転がることもできる。
『森と匠の村』というキャッチコピーを掲げる村だけに、列車行先案内板も手彫り（？）の木製。
これ、上が列車の行先でその下に発車するホーム番線の木札を掛けるようになっていて、ちゃんと実用になっている。
今は無き、天北線の記録を残したコーナー。
かつて（年代失念）の音威子府駅構内を再現した模型もあって、貨物列車を含めた列車本数の多さや線路本数の多さは往時を偲ばせる。
今の音威子府駅はホーム2本に番線が3つ、あとは除雪車が待機する為の引き込み線だけが残ってます。
そうこうしているうちに時間は正午を過ぎ、バスを待つ為に駅前に出る……。
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