【11月3日（金・祝） −１日目−】
6時47分、秋田駅に到着。
ここ秋田駅が、下りあけぼの号が唯一長時間停車する駅。
ただ5分間の停車ということで、急ぎ朝ご飯の買い出しをしに車外へと出る。
あけぼの号は車内販売無し（秋田〜青森間では有り）、自販機無し、シャワー室・ラウンジ無しの無い無い尽くしの寝台列車なので、乗車時とかここで食糧や水分を買って持ち込まないとエラい目に遭います。a(^-^;
列車旅なので、買ったのは駅弁の『ハタハタすめし』。
秋田らしい食材ということで選んだわけですが、味はよかったけど満足度はイマイチ。
……て言うか、朝7時から駅弁を食うこと自体が合ってなかったと言うか……a(^-^;
奥羽本線沿線の風景をボーッと見ながら過ごす。
この路線はトワイライトエクスプレスで2回通っているものの、言うまでもなく夜中。
『ああ、こんな風景やったんか……』と思いながら車窓を眺める。
9時55分、定刻通りに終点青森駅に到着。
青森の空は、これから長く厳しい冬が来る前のホッとするような青空だった。
次に乗る列車まで時間があるので、青函連絡船『八甲田丸』の見学をしに向かう。
今年は紅葉が遅いと言われていたけど、さすがに青森には色づいた木々があった。
その奥をあけぼの号を牽引してきたEF81が回送されて行く。
1908年から1988年までの80年間、本州と北海道を結んでいた青函連絡船。
その定期運行の最後を飾った『八甲田丸』が青森駅近くの桟橋に繋留されてます。
近くで見ると船体の傷みが激しいようで、やはり機械（船も広い意味で機械）というのは使わないと駄目になるな、と思った。（ ´−｀）
でも、船内にある記念館はちゃんとした内装になっていて、NPO法人が船の保存と記念館の運営をやってます。
でも、こう言うのはJRと自治体が直接やるべきだと思うんですけどね……無駄な公共事業やるぐらいなら。（ ´−｀）
無線通信室。
昔、アマチュア無線やってたのでこんな物には敏感でして。(^^ゞ
モールス信号を打つ電鍵が無かったのは残念。( ´−｀)
で、何の意味でダルマが置いてあるのか？ ヽ(。_゜)ノヘッ？
青函連絡船と言うと洞爺丸の遭難が有名ですが、こんな悲劇も起きていたことはちゃんと知っておかないと。(・・)(。。)(・・)(。。)ウンウン
☆彡 青森 11時57分発⇒竜飛海底 12時44分着 特急『白鳥３号』 ☆彡
青森駅に戻り、特急『白鳥3号』に乗車する。
ここからはフリーきっぷ利用となるので自由席が空いているかがちょっと不安だったけど、青森で下車する人が多くて上手い具合に席をゲットできた。
津軽線で津軽半島を北上。
とっくに稲は刈り取られていて、あとは雪が降るのを待っているかのような田圃。
そして、青森市内は晴天だったのに、あっという間に曇り空に。
（´・ω・｀）
津軽今別駅で信号待ちの一時停車。
まだ青森県だけど、既にJR北海道の路線（津軽海峡線）に入っている。
写真には撮らなかったけど北海道新幹線奥津軽駅建設予定の看板もあった。
でも……ここに駅は必要か？a(^-^;
津軽今別駅を出て間もなく、列車は青函トンネルに入る。
しかし、入った瞬間も車内は平静そのもの。
トンネルができてもうすぐ20年経つし、珍しさは薄れているんでしょうな。（ ´−｀）
12時44分、列車は竜飛海底駅に到着。
ここで降りる。
ここは事前に『海底駅見学整理券』を買って持っていないと下車できない。
車掌と駅に待機している係員が列車からで降りた人数をチェックしていたのが印象的だった。
まあ、不逞の輩や迷子が居たら洒落にならないですからねぇ。a(^-^;
……でも、後になって気づいたんですけど、海底駅見学整理券の検札を受けなかった。
いいのか？ （爆
ページを変えてみる。
-------------------------------------------------------------------------------------
Return to A book of travels Page -