【11月4日（土） −２日目−】
翌朝、ゆっくり目に宿を出て、JR函館駅のコインロッカーに荷物を
預け、函館市電に乗る。
土曜日の朝のマターリとした雰囲気の函館市電で谷地頭まで行き、そこから
立待岬を目指す。
谷地頭の停留所から立待岬までは徒歩約20分。
距離は大したことはないが、途中が急坂道なので時間がかかる。
その往き道、民家の玄関先でネコが日向ぼっこしているのを発見。
『写真に撮っておくか』とカメラを取り出していると、なんとネコの方からこっちに近づいてきた。うぉ(゜_゜;)
ネコは私の足に『ゴロゴロ』と絡みつき、それから色んなパフォーマンスを見せてくれた。
余程人慣れしているのか、それとも単に暢気なだけなのか……。
( ﾟдﾟ)ポカーン
なぜかこんな所に貨車が３両。
倉庫代わりに買い取ったのか？
このあと、石川啄木一族の墓を見物。
墓の写真は撮ってません。
なんとなく、お墓は写真に撮りたくなかったので。（ ´−｀）
立待岬に到着、早速記念に一枚……って、実は左の写真の岬は立待岬じゃなかったりする。（ぉ
私も後で地図を見て気づいたんですが、あれは『大鼻岬』って言う岬。
このアングル、函館観光案内の写真によくある構図だけど、こんな構図で写真を撮ると如何にも『あれが立待岬だぞ』という風に見えてしまう。a(^-^;
本当の立待岬は右の写真。
崖になっている訳でもなく、自然と海に落ち込んでいる平凡な岬です。a(^◇^;
この先約30km彼方に青森県の大間崎があるけど、この時は霞んで見えず。
もうすぐ冬が訪れる前の、ちょっとの間の一息。
帰り道、さっきネコに絡まれた近くで別のネコが日向ぼっこ。
このネコも起き上がって私の足下に来ようかという姿勢を取った。
函館のネコは人慣れ傾向が強いのか？ a(^-^;
谷地頭停留所からJR函館駅に戻る。
左の写真を見ると、函館は坂の街であることがよく分かる。
☆彡 函館 10時40分発⇒木古内 11時19分着 特急『白鳥18号』 ☆彡
ここからは乗り鉄の旅。(^^ゞ
白鳥18号で木古内に向かう。
特に何事もなく、木古内駅到着。
いや、本当に何も無かったし。f(^-^;
ここで函館行きのスーパー白鳥とすれ違ったせいか、カメラ鉄ちゃんの姿が多かった。
☆彡 木古内 11時27分発⇒江差 12時34分着 122D普通列車 ☆彡
ここ木古内駅は津軽海峡線に向かったり通ってきた特急列車や貨物列車が行き交う駅だけど、元々は江差線の一駅で既に廃線となっている松前線の始点でもあった。
函館からここまでの区間も、実は江差線だったりする。
イマイチ、ピンと来ないんですけどね。a(^-^;
ここから線名にある江差までは普通列車が一日6往復運転されている。
JR北海道の路線で次に廃止されるとしたら、間違いなくこの路線が含まれるであろうと言われている。
乗客は座席数に対して7割ほどの人数。
地元風の人も居れば旅人風も居て、まあまあの乗車率ではないかと思う。
但し、3連休の中日だから多めの乗車率なんだろうし、廃止論議されるぐらいだから、平日昼間の乗車率は……（ ´−｀）
この列車、実は函館を10時12分に発車した列車で、函館駅で乗ろうと思えば乗れていた。
でも、なんとなくやり過ごして後続の白鳥で追っかけた、と。
11時27分、木古内駅を発車。
秋枯れした車窓を見ながら、マッタリとした時間を過ごす。
木古内〜江差間で唯一の交換駅、湯ノ岱（ゆのたい）駅。
なんかいい雰囲気の駅。
近所にいい雰囲気の温泉宿もあるそうだし、いずれは降り立ってみたい、と密かに決意する。
12時34分、終点江差駅に到着。
如何にもローカル線の終着駅だと思わせる寂れた雰囲気。
もっとも、駅の位置が江差の中心街から少し外れたところにあるので街自体の雰囲気はまた違うのかも知れませんけど。
そんな江差の街中を見物をしたかったけど、行程の都合で折り返しの列車で戻らなければならない。
ああ、ニシンそばを食べてみたかったのに……･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･
結局、昼ご飯はニシンそばではなくて駅前の商店で買ったパン。
『微妙に値段が安いなぁ』と思ってよく見たら、知的障害者授産施設の製品。
まあ、このパンを買うことで障害者の方々の一助になったかと思うとちょっと心が和む。(*´▽｀)
ページを変えてみる。
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