【8月17日（木） −１日目−】
午前4時起床、午前5時出発。
これ、前にもやって懲りた筈なのに……。f(^-^;
この日は前夜に降った雨のせいで早朝から異様に蒸し暑く、最寄り駅まで荷物を背負って歩いたら
汗だくになりそうだったのでタクシーを呼んだ。
早朝からワンメーターしか乗らず申し訳ないとは思ったけど、駅で私が降りたと入れ替わりに別の客が
乗ったようなのでちょっとホッする。A(^-^;
午前7時前の羽田空港。
お盆時期のせいか早朝からえらい混みっぷり。
☆彡 羽田 7時30分発⇒函館 8時55分着 JAL1163便 ☆彡
順調なフライトで定刻通りに函館到着。
函館空港へのアプローチの途中に雲の中へ突っ込んだけど、函館空港上空はこのとおりの夏らしい青空。
この日は西から着陸で函館港や横津岳、五稜郭の姿を眺めつつの着陸でした。
でも、離着陸時は電子機器（デジカメ）使用禁止だから、それらの写真は無い。
函館市内行きのバスで函館市内へ向かう。
海岸線の向こうに見える函館の街並みに早くも癒される。
ＪＲ函館駅でバスを降りる。
銀色の駅舎に真夏の陽が照りつけている。
そして、蒸し暑い……(~Q~;)
東京よりはマシとは言っても、北海道とは思えん暑さ……＿|￣|○
荷物をロッカーに預け、軽装で函館市電の停留所に向かう。
今回向かうのは前回の旅で廻りきれなかった元町地区の坂道探訪。
函館市電で「函館どつく前」まで行き、そこから南下する路を辿ることにした。
路面電車は『乗るのって何年ぶりだったか？』と思い出せないぐらいに久々の乗車。
幼い頃に大阪の阪堺軌道に乗ったことがあるけど、『乗った』という記憶しか残っていない。
実は、未だに東京の都電に乗ったことは無いし札幌市電も乗っていなかったりする……A(^◇^;
ガタンゴトンと揺れるものの床が低いせいかバスよりも安定感があって乗り心地は良い。
大都市では圧倒的な自動車の台数に押され邪魔者扱いとなって消えてしまったけど、
地方都市ならばまだまだ活躍できる場はあるし、何よりも環境に優しい乗り物だと思う。
「函館どつく前」に到着。
終着駅とは思えない簡素な造りで屋根すら無い。
ここから坂路調教……もとい、函館の坂に挑む。a(^-^;
停留所のすぐ側から函館山に向かって登っている坂が『魚見坂』。
その坂をある程度登って振り返ると、見えるのは……、
函館どつくの巨大クレーン。
長らく函館の街の風景となっていたこのクレーンも、老朽化とこのクレーンを使った船の建造が行われなくなったことから間もなく撤去されるとのこと。
仕方ないこととは言え、港街らしい風物が無くなってしまうのは残念だと思う。
以下、余談。
函館どつくは『どっく』ではなく『ど・つ・く』と全て大文字で書くんですが、『どつく』は関西弁で『殴る』って意味があります。
で、ATOKの話し言葉関西モードで変換すると『ど突く』と変換されるけど、他のモードでは『度つく』と変換される。
ATOKの話し言葉関西モードはちゃんと動作しているようです。
以上、余談。
ある程度坂を登ったところで、横方向に移動開始。
魚見坂・船見坂・千歳坂・幸坂・姿見坂・常盤坂・弥生坂・東坂・基坂と見て廻る。
写真は一々貼るのが面倒なので省略。(。_・☆＼ バキ
それぞれ坂の道幅や向こう側に見える函館港の風景が違っていて趣があります。
『旧函館区公会堂』からの函館市街。
去年の秋もここから函館の風景を見たけど、今回は真夏で日射しが強いからかコントラストがハッキリして活き活きとした感じがした。
天気も上々で気分よく景色を眺める。
【クリックすると、大きな写真が出ます】
今回の旅から装備に加わったCanon PowerShot S3-ISの最大ズームで上の写真と同じ位置から青函連絡船摩周丸を撮ってみた。
さすが12倍光学ズームの威力。
FinePixの3倍光学ズームとは桁違いのアップ度で摩周丸を捉えられた。
一眼レフには敵わないけれど、私的にはこれで十分。
【クリックすると、大きな写真が出ます】
『良いアングルだ』と思って撮った、ハリストス正教会。
でも、右手前の木が邪魔していたことに後で気づく。
撮る時に気づけよ、俺……＿|￣|○
実はこの頃、暑さでちょっと意識が朦朧としていて注意力が散漫になっていた。フラフラァ(((。o・))))((((・o。)))
都会よりも空気が綺麗だから、その分日射しも強くて体力を消耗するのかも。
【クリックすると、大きな写真が出ます】
この界隈から函館駅までウォーターフロント沿いに歩いて行ける距離。
でも、無理はせずに最寄りの十字街駅から市電に乗り込む。
ガタンゴトンと揺られて数分、ＪＲ函館駅に戻ってきた。
そして、
いよいよ、ここから道内を巡る長い旅が始まる……。
ページを変えてみる。
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