《　真冬のOver North 45°　［その６とその７の間の出来事］　》



　【２月１０日（日）　−２日目−】



　……さて、ここで今回の旅行記その６の続きを書く。





　…………また、やっちゃいました。

　２年連続で。

　そう。

　去年やったことを、今年も……A(^◇^;

　つまり

　D40Xをカメラを豊富温泉のふれあいセンターの食堂に、忘れちゃいました。
A(^◇^;



　気づいたのは幌延駅行きのバスに乗ってから。

　一瞬、『( ゜д゜)ポカーン』となり、
　すぐに心の中で
　『やってもた〜〜〜〜〜っ!!』
　と叫んだ。a(^◇^;

　ただ、今回は忘れた場所を特定できていたので、すぐに冷静さを取り戻して対策を考えた。
　……結果、幌延駅まで戻ってから次のバスで取りに戻るしかないという結論に達する。

　次のバスまで２時間待ち
　だけど……＿|￣|○

　でも、どうしようもないし、腹をくくったところでバスは幌延駅に到着。
　すると、運良くか客待ちのタクシーが止まっていた。

　『！　これだっ！』　

　このタクシーでふれあいセンターに行けば、すぐにカメラを回収できる。
　ついでに、ひとっ風呂……はもう入る気は無かったけど。A(^◇^;
　もっとも、ここでタクシーを使っても戻ってきても、このあと乗る予定だった15時37分発普通列車
(昨日乗った4333D)には間に合わない。
　ただただ、一刻も早くカメラを取り戻したい一心でタクシーを使うことにしただけ。
　ところが、これが思わぬ幸運を生んだ。
　それは、タクシーの運ちゃんとの、何気ない会話から始まった……。

　【運ちゃん】　「幌延に戻るよりも豊富に行った方がいいんじゃないかな？」
　【σ(＾＾)】　　「えっ？」
　【運ちゃん】　「だって、ふれあいセンターから豊富の方がずっと近いよ」
　【σ(＾＾)】　　「うーん……そっか、どうせ待つこと自体はどっちの駅でも同じだし、そうします」

　運ちゃんの提案に自分も納得し、幌延には戻らずに豊富駅に向かうことになった。
　実は、タクシー乗車時に『豊富温泉のふれあいセンターに行って、そのあと幌延駅に戻ってきて欲しい』と
運ちゃんに話していた。
　だから運ちゃんは客の要望どおりに幌延駅に戻れば長い距離を走ることで儲かる筈なのに、運ちゃんは
短い距離の豊富行きを勧めてくれた。
　そのおかげでタクシー代が節約できた。
　これが、『幸運その１』。
　そしてこのあと、『幸運その２』がやってきた。
　ふれあいセンターに到着し、無事にカメラを受け取り豊富駅に向かう。
　暫くして、ふと腕時計を見た。

　15時35分
　『…………あれ？』

　あることに気づき、すぐに道内時刻表を見ると……。

　4333D　幌延発15時37分
　　　　　　豊富着15時48分

　つまり、

　『豊富駅で4333Dに間に合うかも
　　━━━━(゜∀゜)━━━━ !!!』

　すぐに運ちゃんに豊富駅までの所要時間を聞くと、

　『もうあと数分で着くよ』
　一気に、安堵感が満ちあふれて
　きたっ！　＼(^O^)／

　運ちゃんの言うとおり、タクシーは数分後に豊富駅に到着。
　そして、数分後にやって来た4333Dに乗車することができた。
　4333Dの幌延での23分停車（カメラを受け取った時間に4333Dは未だ幌延を発車していなかった）と、
運ちゃんが豊富行きを勧めてくれたことが、大きな幸運をもたらせてくれた、と……( 　´−｀)



　……まあ、
　無事にカメラが手元に戻ってきたから、こんなことを書けるけど……、もしもD40Xが……、

　こんなことになってたら、当分は
　立ち直れんかったて……A(^◇^;



　『その７』のページに行ってみる。



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