【１２月２８日（日） −２日目−】
[ Nikon D300 + AF-S DX Nikkor 16-85mm F3.5-5.6G ED VR ]
青森での発車が20分程度遅れたものの、札幌には定刻通りに到着。
余裕の余りまくりなダイヤだから遅れは取り戻せたらしい。
函館〜札幌間はＤＤ５１型ディーゼル機関車の牽引で、函館でＥＤ７９と交換するから起きられたら
写真を撮ろう（函館1:00着1:23発）と思っていたけど、ウトウトと寝ていて眼が覚めたのは苫小牧付近
走行中だった。f(^-^;
指定席急行券だけで完全に横になって寝る権利（笑）が得られる『のびのびカーペット』車。
車内の造りを覗いてみたけど、仕切りのカーテンはあるけどＢ寝台程のプライバシーは確保されないようなので、自分的には合わないかな、と。
でも、上段部分は実質Ｂ寝台的な造りになっていて、こっちならいいかも。
札幌駅で食べる朝ご飯は言うまでもない。f(^-^;
この日は、今回の北帰行で二つ目の目的を果たすこと。
前回の北帰行でできなかった（と言うか、やらなかった f(^-^; ）ＪＲ北海道未乗車区間のうち、二つの区間に乗る。
行程を先に書いてしまうと、
【札幌】⇒【小樽】⇒［未乗車区間の一つ目 函館本線 小樽〜長万部（通称、山線）］⇒【長万部】
⇒【東室蘭】⇒［未乗車区間の二つ目 室蘭本線 東室蘭〜室蘭］⇒【室蘭】⇒【東室蘭】
⇒【苫小牧・札幌経由】⇒【旭川】
という行程。
微妙に無駄な行程っぽいけど、気にしないでおく。a(^◇^;
ちなみに、札幌から室蘭までの普通列車乗車区間は青春１８きっぷを利用。
このエリアは一日散歩きっぷの範囲内だけど、この後も普通列車乗りまくりな旅だから『ＪＲ北海道プラザ東京』で購入しておいた（※）。
☆彡 札幌6時53分発⇒小樽7時39分着 120M普通列車 ☆彡
小樽から長万部まで直通している普通列車はロングランになるので、
確実に座席を確保する為に早めの普通列車で小樽に移動しておく。
札幌からここ小樽までは、新千歳空港まで直通の快速エアポートや区間快速いしかりライナー
などが走る都市間路線。
一方、小樽から余市・倶知安・ニセコと通って長万部に至る区間は、かつては数多くの特急や
急行が通る大幹線だったが、今は１〜２時間に一本程度の普通列車が走るだけのローカル路線と
なっている。
でも、季節によってはリゾート向けの臨時特急やＳＬ列車も走るなどの彩りもある。
現在の大幹線である室蘭本線沿線には有珠山があるから、その噴火活動が活発になると、
こちらが迂回路として使われる。
しかし、北海道新幹線の札幌までのルートが山線沿いを通る計画になっていて、新幹線開業時には
第三セクター鉄道も経営が難しいことから廃止されてしまう可能性もある。
まあ、新幹線が札幌に伸びてくるはまだまだ先の話ですが……a(^-^;
☆彡 小樽8時07分発⇒長万部11時13分着 2932D普通列車 ☆彡長万部に向かう編成は、キハ４０とキハ１５０の２両編成。
キハ４０もキハ１５０も乗り慣れている気動車だけど、それらが連結された編成は初めて見たと思う。
自分は並び位置の前に停車したキハ１５０に乗車。
キハ４０は後ほど嫌でも乗ることになるからちょうど良かったかと。a(^-^;
[ Nikon D300 + AF-S DX Nikkor 16-85mm F3.5-5.6G ED VR ]
座席がほぼ埋まる人数の乗客を乗せて、小樽駅を発車。
乗客は鉄道旅な人や地元の人、この時期らしくスキーを持った人など。
ニセコ周辺はここ数年でオーストラリアからのリゾートスキー客が急増しているそうだが、この列車では倶知安から鉄道旅風な外国人が乗ってきたのを見かけた程度。
今シーズンは景気悪化で急減しているらしいし……( ´−｀)
9時19分、倶知安に到着。
９分間の停車時間があるから外の空気でも吸いたかったけど、吹雪いていて出る気にならなかった。a(^-^;
駅舎が民宿になっていることで有名な比羅夫駅。
でも、駅舎よりもこっちに興味を惹かれた。a(^◇^;
民宿は機会を作って泊まってみたい。
長万部駅到着直前、室蘭本線に向かう北斗星とすれ違う。
定刻から３時間近くも遅れていた。
[ Nikon D300 + AF-S DX Nikkor 16-85mm F3.5-5.6G ED VR ]
こちらはほぼ定刻通りに長万部到着。
羊蹄山の車窓が見られなかったのが残念だった……( ´−｀)
これで、小樽〜長万部間140.2kmの乗車完了。
ＪＲ北海道最長距離路線の函館本線を全区間乗車した。＼(^O^)／
次の目的地の室蘭を目指すけど、天気が安定していたらワープ航法（笑）を駆使して北舟岡駅でスーパー北斗などの撮り鉄をしようと考えていた。
しかし、携帯電話で気象情報を調べると、洞爺付近のリアルタイムデータが危険な香り（ぉ）を示していた。
また、夜行明けで前日風呂に入っていなかったので、予定変更でグルメ＆温泉をすることにした。A(^◇^;
まずはグルメ。
長万部駅前にある『和食レストランかなや』でかにめしを( ゜Д゜)ウマー。
駅弁で超有名な『かにめし』の製造元が経営していて、実はここと『ドライブインかなや』で出てくるかにめしは駅弁と同じ1050円だけど、みそ汁が付いている。
勿論、かにめしは出来たてのホカホカ。
自分は贅沢して小鉢とカニサラダと茶碗蒸しがプラスされる『かにめしセット（1400円）』を注文。
メインのかにめしは言うまでもなく( ゜Д゜)ウマー。
でも、茶碗蒸しに蟹が入ってなかったのが残念……( ´−｀)
＃後日、ネットで調べてみたらカニチャーハンが激( ゜Д゜)ウマーらしい。
次に温泉。
駅から1km程の場所にある長万部温泉に向かう。
駅から歩いて行ける距離だけど、住宅街の中を通ってＪＲの跨線橋を越えるので微妙に分かりづらいかも。
温泉街は旅館やホテルが８件とこぢんまりしている。
全てで日帰り入浴が可能。
自分は一番入りやすそうな感じの『長万部温泉ホテル』にした。
（↑深い意味はない）
海がすぐ側だからか、泉質は食塩泉（弱アルカリ性高張性高温泉）で、舐めるとしょっぱい。
結構熱めのお湯で、夜行明けかつ冷えた身体に浸み入る……( ´−｀)
昼ご飯時だったので先客は一人だけで、その人もすぐに出て行ったからその後は風呂上がりまで独り占め。
だから浴場内の写真も撮れた。a(^◇^;
続きはこちらへ。
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